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こちらは月1回取っている「やさい塾の宅配セット」。
4月頃のお野菜たち。 さて、やさい塾での内田さんの話は、旬の野菜のメキキ方法へと進みます。 同じ野菜でも本来の旬に採れたものは生命力が強い。 植生が合った環境(その野菜の原産地の気候に似ている所)で育った野菜は 自然のリズムで成長しているので、形のバランスがいい。丸くて左右対称。 以下は、旬の野菜のメキキ 8ヵ条 【1】形—丸い形をしている 自然界のものは必ず、円形、丸くなる。細胞分裂を均等に自然のリズムで繰り返すと丸い。肥料が多いとまん丸にならない。上から見て丸い形のものを選ぼう。 【2】大きさ—大きすぎない、ずしりと重い 持ったときに見た目より重いものを選ぶ。細胞分裂を繰り返して育ったものは細胞が密なので、重い。(肥料などで)極端に大きすぎるものは自然界にはあらわれない。大きいと大味というのはあながち間違っていない。 【3】色—淡い緑色 濃い緑色より、淡い緑色のものがよい。自然に育った葉物は「クチクラ層」という白っぽい膜があるので淡い緑色になる。 【4】バランス—左右均等 形や葉脈が左右に均等。左右対称、間隔が均一なら自然な速度で育ったということ。ちなみに葉脈の形と根と形は一緒。 【5】軸—小さめで丸い、真ん中にある 胚軸が命の要である。胚軸とは、茎の付け根やへたのことで(キャベツをひっくり返した軸や、人参の葉を落とした部分など)上と下をつないでいるへその緒のようなもの、養分の通り道。そこに生命力の強さが表れる。真ん中にあって形が丸く、小さくてしっかりしているものよい。 【6】ひげ根—まっすぐ均等に並んでる 一定の速度でのびているものは、ひげ根の後が一列に均等に並んでいる。たとえば、大根や人参、里芋の側面の線。(大根が曲がっているのは問題ない。土の硬さで曲がっただけ。)たまねぎのひげ根もたくさんある方がしっかり根を張っていた証拠。ちなみにひげ根と表面の筋の数は同じ。なので、筋がこまかく入っているのがよい。 【7】芽、子室—タネが多いもの 芽やタネのつまった部分(トマトのゼリー状のところなど)が多いほど生命力がある。次世代を残す力が強いということ。 【8】一番大切なこと—腐る野菜でなく枯れる野菜を 野山に腐る木々はない。自然な環境で育てば収穫後も腐るのではなく枯れる。たまねぎやネギ、白菜も葉先が少し枯れてるものがよい。 以上を内田さんが熱く(笑)丁寧に教えてくれました。 肥料過多だと無理矢理成長させられるので、形がいびつだったり、 大きくなりすぎたりするということなのですね。 これからは「丸い、左右対称」をポイントに野菜を選ぼう! 言われてみるとどれも当然で、自然なことですね。 私たち人間の都合、「安定してたくさん供給したい、一年中いつでも同じ野菜を食べたい」という要求で野菜たちにムリさせているんだな…と思いました。 しかし、バランスが取れていて丸いのがいいなんて、人間と似ていますね(笑)。 ◎詳細はこちらの本で! 「やさい塾」のエキスが ギュギュっとつまった一冊です。 「子どもと大人のやさいの本」
by mana4soul
| 2011-10-06 13:44
| やさい塾
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